タカハシなにがし。

　　　　

好きだったの　それなのに　貴方を傷つけた
ごめんねの言葉　涙で　云えないけど　少しここに居て

　　　　　　

悪ふざけで　他の人　身を任せた夜に
一晩中　待ち続けた　貴方のすがた　目に浮かぶ

　　　　　　

せめて今夜　眠るまで　私を抱きしめて
いつも我がままを　許してくれた場所まで　戻りたい

　　　　　　　

消えない過ちの　言い訳する前に
貴方に　もっと　尽くせたはずね
連れて行って　別離(わかれ)のないクゥーニーｈｅ－－

って。

そのままどっか行ってしまえ。

これって、こんな歌だったんですねぇ。
こんな話だとは思わずに今まで耳に入ってきてましたよ。

ええ。
サスペンス劇場の再放送見るたびに、なんとなしに聞いてましたよ。

昨日なんだか改めて歌詞をしっかり聴いて。

ええええええ？

と。

悪ふざけで？

ほんで、抱きしめて、と？

で、別れの無い国に連れて行けと？

つまり。

アタシは悪くない、と？

悪ふざけって何でしょうね。

こういうのか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こういうのんか。

　　　　　　　　　　　　　　　　

いやあ、メロディってぇやつは恐ろしいもんです。

それっぽいメロディに乗ると、かわいそうな女に聞こえちゃうんですね。
何年も前から、この曲を知っていたというのに、まったく知らなかったんですね。

こうなってくると、マドンナたちのララバイも案外何を歌ってるんだかわかんないですやね～。

あれもサスペンス劇場の歌だったんですよ。

なんだったっけ。

町が戦場なんですよね。

……何の唄なんでしょうね。

今年の冬も、雪は１回こっきりでした。

降った日に、朝イチで嵐山に行ってみましたよ。

　　　　

すごく綺麗でした。

すごく綺麗なものが、見る見る消えていきました。

そして。

人というものは、やはり雪を見るとダルマにしたくなるものなのですね。

　　　　　　　　　　　　　

そこかしこに、適当に作られた雪だるまが、１割ほど融解した状態で佇んでおりました。

　　　　　　　　　　　　　

つい作っちゃうんだけど、だからといって、それほどの思い入れがあるわけでもない、そんな完成度。

　　　　　　　　　　　　　

全部が。

まるでヘキサゴンのユニットのよう。

金閣寺にも行きました。

　　　　　　　　　　　　

ちょうど休みの日だったからでしょうか、行列ができていてびっくりでした。

　　　　　　

それにしても、行列のできる法律相談所は、いいかげんで名前を変えた方が良いのではないでしょうか。

『行列のできる島田紳助』　いや、『行列紳ちゃん』でいいんじゃないでしょうか。

とりあえず紳助使っとけ、みたいな浅はかなプロデューサーだかなんだかが、

列を成してるイメージで。

最近、どんな小さな行列を見ても、そう思ってしまいます。

島田紳助の頭に糞を落としたカラスがいたら、そいつにパンの耳でもやりたい気分です。

　　　　　　　　　　　　　　

ええと、何の話でしたっけ。

そうそう、もう春ですね。

　　　　　　　　　　　

って。

そういう話ですよ。

脱線横町。