市原、リスの国。
いますよ。
わりと、こういう道端にも普通にいるんですよ。
いませんよ。
消火栓が気に入っただけですよ。
ここは、市原 ボストン・リスの国。
奈良は鹿のもんですわ。
浅草は鳩のもんですやね。
で、ボストンの主は、ほかならぬ、このリス達。
緑ある所すべてで、ラブリーに闊歩しております。
日本の街角ではまず見かけないリスが、掃いて捨てるほどあちらこちらにいるという、
リスファン垂涎の風景。
ですが、こちらに住んでいる人達(ボストニアンと言うらしい、きっとエイドリアンの仲間ですね!)にとっては、珍しくも何ともないらしく。
食いついているのが、私だけ。
この広い広い公園で、リスに食いついているのが私だけ。
いや、私と、いつもエサをあげているらしき リスおじさん だけ。
このアメリカ合衆国の京都とも言われるボストンで、私の仲間はリスおじさん だけ。
なぜ。
リスなのに、なぜ。
ボストンの人達は、それよりも赤い葉っぱに大はしゃぎなのよね。
人大杉。
皆さん、リスですよ?
ほんっとうに何の感慨もないみたいで、リスに。
その証拠に、ちっこい子たちが興味を示さない。
ペタペタ走ってはゴロゴロと転がるのが仕事のような細かい子たちですら、
リスに対して、なんか大人。
リスなのに。
そりゃあ、漢字で書いたらクリネズミですよ。
ネズミですよ、ネズミですけど、ネズミだって可愛いじゃないですか、齧歯類だぞ!
齧歯類の中でも、リスだぞ!
だ の に。
ああ、いっぱいいるって、いけませんね。
どんなに見た目が可愛くても、あっという間に、その存在が鳩になってしまいます。
だからAKBもそろそろ人数減らした方がいいと思うよ。
まあ、ボストンに行った人は、彼らに仁義を通しといた方がいいでしょうね。
彼らは、いろんな所から見てますよ、私たちを。
で、あちらに行ったときって、ちょうどハロウィン前だったので。
おうちによっては、こんな感じの玄関だったりしたんです。
うん、知ってる。
ハロウィンではカボチャだって、私でも知っている。
でも、あれって何のためなんだっけ?と思ったわけです。
だってねえ。
たまにねえ。
気合いの入り方が違うときがあるんです。
それも、度合いの違いではなく、ベクトルの違いなんです、こんな。
ハロウィン舐めんなっって感じなんです。
これ……わりと見かけたんですけど、何なんでしょうね。
とりあえず、ひからびてるものではあるんでしょうけれども。
お化けなのか、ミイラなのか、ミイラ男なのか、もじもじ君なのか。
そして何より、誰向けなのか、と。
見た目がホラーなので、怖いことに意味があるんでしょうからね。
日本で言うところの、こういう感じなんかしらねえ?
つーか、あたしゃそもそも、これをやってるお宅を見たことないんだが。
ともあれ、日本のハロウィンは、ご多分に漏れず独自路線のようです。
あのもじもじ君を見る限り、本来のハロウィンを日本でやるような時代なんて、絶対に来ないね、うん。
しっかし、年々ハロウィンが盛り上がるに連れて、クリスマスが薄くなってますよね。
ワタクシ2年くらい前から、ひしひしと感じております。
クリスマスが、シュリシュマシュくらいになりつつある。
誰ですか、例が古いと言っているのは。
マッチなんて、 つい最近レコード大賞トッタばかりですってよ、よく知らないけど。
いやいや、何でもねえ、世の中で「クリスマスをカポーで過ごす」という大前提が消えつつあるのが原因なんだって。
儲からんのだって、クリスマスじゃ。
それより仲間内で激しくやり合うハロウィンの方が、がっぽがっぽなんだって。
せちガレえェェ。
時間が24時間で有限なのと同じく、お財布だって有限なのね。
それはその通りでしょう。
でもって、人間のイベントに対する情熱も、カッチリ有限なんだろうと思うわけです、私は。
そんな毎日ねえ、絵日記に書くようなこと、無いって。
それが正常だって、人間。
つくづく、資本主義は人が日常を過ごすことを許さないねえ。
だがしかし、私は、それを許さないよ。
キングオブ暇を名乗る、けいよいは、それを許しません。
今年も腹くくってやってます。
やってますよ! 寝・正・月!
3日まで、がっつりやってやる、見てなさいよっ。
年賀状出したのなんか、さっきよ、当たり前でしょっ。